いちご鼻と聞いただけで、自分の事だと思ってしまう女性は少なくないはず。
お肌のトラブルの中でもやっかいなのがいちご鼻です。
「イチゴ」という可愛らしい名前とは裏腹に、毛穴が大きく開き、まるでいちごの種のようにブツブツと汚れや角栓が目立ついちご鼻は、どんなに顔が美人でもそれを台無しにしてしまいます。
いちご鼻と言ってもいくつか種類があり、かなり近くで見なければ分からない程度のものや、遠くから見ても分かるでこぼこしたいちご鼻があり原因によって改善法も少し違ってきます。

●いちご鼻の正体●

いちご鼻の正体である黒ずみ君

毛穴の開きや汚れが目立ち始めるのは、思春期を迎える頃からだと言われています。
10代から20代にかけては、ホルモンのバランスの変化で皮脂の量がぐっと増え、ニキビや顔の赤らみ、毛穴の開きが目立つようになります。
全ての人が該当するわけではありませんが、多くの人は、ほっぺたを中心に肌のトラブルが多くなります。

毛穴が開いた状態で、皮脂や汚れがつまったものがいちご鼻のブツブツの正体です。
この毛穴に詰まっているものは皮脂や落としきれなかったメイクなどの汚れでこの汚れを角栓と言います。
角栓は軽い洗顔で簡単に落ちるものではなく、この角栓に気が付かないまま放置しておくと詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒ずんでいちご鼻になってしまいます。

●いちご鼻NG対応策●

いちご鼻改善のNG方法を警告する女性

いちご鼻のブツブツを見ると、爪で押し出したい衝動に駆られるでしょう。
実際、毛穴の周りを強く絞ると、毛穴に詰まった汚れや油がニョロっとした角栓として取れることがあります。
角栓を取る方法は様々ですが、爪で押し出す、ピンセットでつまむ、粘着力のあるテープで剥がす、スクラブを使うなど様々です。
これらの角栓を取る方法は、それぞれのメリットとデメリットがあります。
取り除く際に強い刺激が肌に加わり肌荒れを起こす原因になります。

その為、肌への負担なども考慮して自分に合った方法で行うことが大切です。
まず爪で押し出す方法に関しては、毛穴の奥まで詰まったいちご鼻の角栓や汚れがニョロっととれるので、その行為が癖になってしまう人がいます。
しかし、何度も繰り返すうちに、毛穴が少しずつ大きくなり中に溜まる皮脂や汚れが増えていきます。
結果、いつのまにかいちご鼻が悪化するケースが多いでしょう。
また、爪でまわりの皮膚が傷ついたり赤くなったりする場合があります。

気を付けなければならないのが、皮膚を刺激しすぎるとメラニン色素が生成されやすくなり、黒ずみやシミの原因になるということです。
小鼻の周りだけだったのが、次第にほっぺたの方まで広がることも考えられます。
爪には様々な細菌が付着していることがあり、傷ついた皮膚が炎症を起こす可能性がありますので、出来るだけ爪で無理に押し出すのはやめましょう。

●剥がすパックはいちご鼻に効く?●

無理やり剥がしていちご鼻を治すテープイメージ

角栓を取り除くグッズとしては、剥がすタイプのパックが有名です。
かなりの粘着力により、いちご鼻の角栓を根こそぎ剥がしていくというもので、上手くいけば、ごっそりとれるので時間的にも随分短縮できます。
このタイプは毛穴の汚れが少し盛り上がっているタイプの人には重宝するものの、汚れが中に埋まっている状態の毛穴には不向きです。
また、強い粘着力で一気に剥がす為、肌の角質層までもが剥がれてしまう恐れがあるので注意しましょう。
パックを剥がす際に皮脂が詰まっていない部分の肌も引っ張られてかなりの刺激を受けるのでおすすめできません。
他にも乾燥すると毛穴に詰まった皮脂は余計に固まってしまい、毛穴がぼこぼこになってしまします。

万が一このような方法で角栓除去をして肌トラブルが起きなかった場合でも、長期間刺激を与え続けると毛穴が開いてしまい、でこぼこの原因になる可能性があります。
このでこぼこは一度なってしまうと改善するのはかなり難しく、自身でもとの状態に戻すのは困難でしょう。
やはりそうならないためにも安全な方法でいちご鼻の角栓を取り除いてあげるのが大事です。

角質層が剥がれると、キメがボロボロになり、水分をため込むことができなくなってしまいます。
週に1回程度なら問題はありませんが、頻繁にやりすぎると肌荒れの原因になりかねません。

●いちご鼻改善の洗顔方法●

いちご鼻改善の洗顔グッズ(石鹸とタオル)
また、毛穴の皮脂を取り除こうとして何度も何度も洗顔をする方もいるようですが、一度できたいちご鼻の角栓は洗顔でなくなる事はほとんどなく、逆に洗顔をし過ぎる事で肌の油分を落としすぎて乾燥を招く結果になるので要注意です。
より肌に負担をかけず角栓や汚れを取り除きたい場合は、角栓や汚れを溶かして除去するタイプのものや細かい筆タイプの洗顔ブラシなどを使うことをおススメします。

また、比較的刺激の少ないピーリングジェル、週に1、2回のスクラブ洗顔など、いつものスキンケアにスペシャルケアをプラスすることで肌のサイクルがより活発になります。
そして、保湿をキチンと行うことで皮脂の分泌が減り、いちご鼻の毛穴が小さくなっていく事に繋がります。

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●オイルマッサージがいちご鼻に有効●

いちご鼻改善のオイル
角栓除去に有効な方法はいくつかありますが、一番肌への負担が少ないのは角栓を溶かして毛穴を綺麗にする方法です。
角栓は皮脂などの油でできており、その皮脂を溶かすのに有効なのが油です。市販のオリーブオイルや薬局などに販売されているマッサージ用のオイルを使用して気になる部分をマッサージしてあげれば、毛穴に溜まっていた余分な皮脂が溶けだして毛穴がすっきりします。

マッサージの後はティッシュでオイルを拭き取り、その後洗顔をして残ったオイルをきれいに洗い流します。
洗顔後はしっかりと保湿する事を忘れないで下さい。
十分な保湿が行われていないと肌の乾燥をまねき、せっかく毛穴をきれいにしてもまた肌トラブルを起こしてしまいます。
このようにいちご鼻に有効な改善法を紹介しましたが、症状が進んで自身では改善できそうにないと感じた時には、クリニックや皮膚科に相談してみるのも一つの手です。

専門医ならばその道のプロですので、でこぼこしたいちご鼻でも改善できる可能性は十分にあります。
自分のいちご鼻はもう治らないのではないかと悩んでいる方でも相談してみる価値はあります。